連絡の工夫(Teams2Mail)

学生諸氏にとってこの時期は自己研鑽や自力を高める活動や少しリフレッシュしたりと,様々な過ごし方をしているケースがありますが,一方,研究活動は留まることなく進んでいきますし,年度末・年度始には様々な手続きや業務も生じます.学生諸氏に限らず,オンとオフ,接続と非接続をきちんと切り替えれる方は,日々の考え方の整理などもきちんとできるのだろうと思いますが,私個人は切り替えを苦手にしています.

さて,伝達をしたい側は,そのような様々な状況も考慮しつつも,何とかコンタクトせねばということも多々生じます.典型的には,と申しますか,多くの場合,メールを考えるのが大学組織なのでしょうけれど,メールは個々の環境や利用方法がエンドエンドで不明なこともあって,そういう意味ではある種の側面において信用できない,補助ツールとの割り切りも必要かもしれません.個人的には極力利用頻度を下げたい類ですが,かといって学生諸氏が常時Teamsに繋がっている状況を前提とすることもできません.学生の中には,例えば,スマホアプリや汎用コンピュータの常駐アプリケーションとしてTeamsを使っている方もおられれば,メールアカウントをコンピュータにしてもスマホにしてもセットしてて,まあメールはとってますという方もおられます.要するに,Teamsオンリー,メールオンリー,その他の手段オンリーでの連絡というのは研究室単位でもなかなか難しい状況があると認識してます.

で,重複を許容して,少しでも伝達チャネルを重ねて,と思うので,私のところでは以下のようにしています(不在時のアクティビティに関するメール通知機能とは別で).

  • 任意チャットルームに研究室メンバは全員参加,そこに原則連絡事項は流す
  • プロジェクト毎に情報統制した方がよければ,上記とは別のチャットルームを別構成
  • 重要あるいは,伝達を早めたい時には,キーワードをつけて,そのキーワードに関係するメンバのみに,キーワードを拾って即時メールが流れるように,PowerAutomateで構成
  • 例えば,研究室全体を@ALLのようなキーワード付与しておけば,全参加者向けにメッセージ転記してメールでも配送するように構成
  • 例えば,大学院生のみへの伝達は@GRADのようなキーワードをつけておけば,院生の方々のみにはメールも配信されるように構成
  • 例えば,特定のプロジェクトメンバだけへの伝達は@PJXのようなキーワード.

(追伸)上記のようなフローは数分あれば作れますが,そのフローを作る時に失敗しがちな注意点として,キーワードに数字を入れないこと.流れてこないと思ったら,エラー読む(json).この辺り気がつきにくい...できれば数字も問題なく抽出できるようにしてほしい...

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