科学研究費基盤C(22K12314)によるプロジェクトは、2022年度から3年間のプロジェクト計画で行うものであり、従前の研究18H03344の研究を継承・継続的に研究を進めつつ、範囲を絞った展開研究と位置付けている。当該研究としては、2024年度は研究プロジェクトとしての最終年度となるが、研究の目的、副課題と合わせて、当該年度の対外発表や研究成果等の実績・進捗を概説する。
本研究では、時間・空間を2チーム間で共有しながら、チーム人数等を同条件下でゴール得点を競い合うようなチームスポーツにおける戦術理解を支援するための初期検討を行なっている。戦略は、大局的な観点から、最終的にチームを勝利に導くための方針・計画といえるが、戦術は局所的な観点の下で、状況を具体的に捉えた上での戦い方といえる。
2024年度は、以下の研究を行なってきた。
■発表文献毎の研究内容
(To be illustrated)
■Achievemet-Paper List
(査読付:PR)
- Taketo Shibasaki, Kenji Matsuura, Hironori Takeuchi and Tetsushi Ueta : Visualization for easier recognition of low-risk and successful passes in a Basketball match, Proceedings of IIAI-AAI2024, 6pgs, Takamatsu, Jul. 2024.
- Hironori Takeuchi, Kenji Matsuura, Tetsushi Ueta and Tomohito Wada : Development of a Support System for Recalling 3D Vision from a 2D Plane, Journal of Educational Multimedia and Hypermedia, Vol.32, No.1, (inpress), 2024.
(査読無:NR)
- 柴崎 剛人, 松浦 健二, 竹内 寛典, 上田 哲史 : バスケットボール初学者への低リスクパス学習からの展開考察, 教育システム情報学会2024年全国大会講演論文集, 31-32, 2024年8月.
- 高木 翔大, 松浦 健二, 竹内 寛典 : MRデバイスを活用したバスケットボールの注視動向の学習支援, 教育システム情報学会2024年全国大会講演論文集, 65-66, 2024年8月.