徳島大学における地球科学の研究・教育は、1949年(昭和24年) 5月に国立大学徳島大学が設立された折、学芸学部に地学教室が設置されたことに始まります。学芸学部は1966年(昭和41年) 4月教育学部に改称される一方、1965年(昭和40年) 4月には教養部にも地学教室が設置されました。1986年(昭和61年) 4月、教育学部に代わり総合科学部が設置されると、地学系教員は自然システムコースの物質科学・環境科学分野に異動しました。やがて1994年(平成 6年) 4月に教養部が総合科学部と合併して大学院人間・自然環境研究科が設置されると地学系教員は地球科学分野としてひとつにまとまりました。
その後、2009年(平成21年) 4月の大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部および総合科学教育部の設置、そして2016年(平成28年) 4月に行われた改組(工学部7学科と総合科学部自然システムコースが理工学部理工学科に、大学院は大学院理工学研究部へ改組)と翌2017年4月の大学院社会産業理工学研究部の設置を経て、2023年度現在4名の教員で自然科学系地球科学分野として研究と教育にあたっています。
歴代教員
- 中川衷三(学芸学部地学教室)
- 須鎗和巳(学芸学部地学教室 -> 教養部地学教室)
- 岩崎正夫(学芸学部地学教室 -> 総合科学部自然システム)
- 塩田次男(学芸学部理科教育 -> 総合科学部自然システム -> 人間・自然環境研究科 -> ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部)
- 石田啓祐(教養部地学教室 -> 人間・自然環境研究科 -> ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 -> 社会産業理工学研究部)
- 村田明広(教養部地学教室 -> 人間・自然環境研究科 -> ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 -> 社会産業理工学研究部)
- 小藤吉郎(総合科学部自然システム -> 人間・自然環境研究科)
- 沼子千弥(総合科学部自然システム -> 人間・自然環境研究科 -> ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 -> 転出)
- 西山賢一(総合科学部自然システム -> 人間・自然環境研究科 -> ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 -> 社会産業理工学研究部)
- 青矢睦月(ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 -> 社会産業理工学研究部)
- 安間 了(社会産業理工学研究部)
- 齋藤 有(社会産業理工学研究部)