教育カリキュラム

自然科学コースにおける地球科学分野

自然科学コースは理工学部にあって理学的な研究・教育を担っています。入学すると自然科学の様々な分野を学修しながら希望の分野を決め、地球科学、物理科学、化学、生物科学のいずれかの分野へと進んでいきます。地球科学に興味があれば、2年生以降に地球科学分野の科目を中心に履修し、3年生後期から地球科学分野の希望する研究室で学修・研究を行うことができます。

理工学部では3年次に本学大学院創成科学研究科への進学を前提として6年一貫コースを選択することができます。6年一貫コースでは4年次に大学院開講科目を前もって一部履修することができます。

地球科学分野のカリキュラム

地球科学は、自然科学そのものであると言っても過言ではありません。そこでは物理科学、化学、生物科学にまたがる様々なアイディアやテクノロジーが利用され、研究が進んでいます。したがって、地球科学分野では、自然科学コースが提供する物理科学、化学、生物科学の科目全般を履修して、さまざまな知識を得ることを推奨しています。また、これらの分野の入り口となる専門科目は必修となっています。

地球学分野では、必修科目を含め下のカリキュラム・マップに示した地球科学分野の選択科目を選んで学修することができます。 地球科学分野に進みたいという希望を持つ人は、2年生のときに「地球科学基礎実験」「地球科学実験1」を履修しておくことを、強く勧めます。

太字で示した科目は、地球科学分野で卒業研究に入る前に履修しておくべき、実質的な必修科目です。また、細字で示したコース専門科目のうち、卒業研究を行う研究室で提供する1科目とあわせて、2科目は卒業研究を始めるまでに履修しておきたい科目です。

自然科学コースで履修できる科目一覧

地球科学分野では、自然科学コースが提供する物理科学、化学、生物科学の科目全般を履修して、さまざまな知識を得ることを推奨しています。自然科学コースでは以下の一覧にある科目を履修することができます。

教職科目

中学校・高等学校の教員になりたい人は、上記科目に加えて教職専門科目を履修することが求められます。教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目8単位、教育の基礎的理解に関する科目10単位ほか、教科及び教科の指導法に関する科目、道徳・総合的な学習の時間などの指導法および生徒指導・教育相談などに関する科目、教育実習、教職実践演習など、計67単位を取得する必要があり、これらの単位のほとんどは進級や卒業に必要な単位には算入されないことに注意が必要です。真摯に教員になりたいと願う人のみに、履修を勧めます。

学芸員になりたい人のために

学芸員資格の取得を希望する人は、博物館概論、博物館資料論、博物館実習など定められた9科目19単位を履修することが求められます。地球科学系博物館などに就職を希望する人にはお勧めしますが、これらの単位は進級や卒業に必要な単位には算入されないことに注意が必要です。