Member
教授 服部 武文
Prof. HATTORI Takefumi
森林で倒木を分解し森林土壌を作る木材腐朽菌(シイタケなどの仲間)や, 樹木と共生する外生菌根菌(マツタケなどの仲間)の, 炭素代謝機構を解明しようとしています. この知見を基に, 腐りにくい木質材料の調製, 未利用資源を用いた菌床栽培, 絶滅危惧キノコの保全研究を徳島県様, 企業様と共同で取り組んでいます.
准教授 山村 正臣
Assoc. Prof. YAMAMURA Masaomi
植物は体内で様々な生物を生産します. その中には貴重な有用物質や, 人工的に合成するには複雑すぎる物質なども存在します. しかし, 何がきっかけで, どのようにして作られるのか, またどんな遺伝子の制御が関わっているのか等, そこには未だ多くの謎が残っています.「その謎を1つでも多く解き明かす」, それが私の研究です.
History
2011年10月, 服部武文 准教授が徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部に赴任し, 同年, 本研究室の母体となる「生物資源保全学」研究室が開設された. 2016年 4月, 本研究室は徳島大学大学院 生物資源産業学研究部 A4研究室へと移行した. 時を同じくして, 山下聡 講師が同研究部に赴任し, A4研究室の所属となった. 2017年 4月, 本研究室は徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 A4研究室へと移行した. 2019年 6月, 徳島大学新野サテライトキャンパスにて, とくしまイノベーションセンターが設置された. 同センターに服部武文 准教授が常駐することとなり, それに伴い関連学生および研究備品等が移動した. 2020年 4月, 服部武文 准教授がA4研究室初代教授へ昇任した. また同年9月に山下聡 講師が国立研究開発法人 森林研究・整備機構総合研究所へ異動した. 2021年11月, 山村正臣 准教授が徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 生物資源産業学域に赴任し, A4研究室の所属となった. 同年, A4研究室名称を,「森林代謝学分野」と, 場合により併記することとした.
Information for Students
年間スケジュール
4〜9月:就職活動(就職希望者),
院試勉強(大学院進学希望者)
10月:卒業研究追い込み
(3回生研究室配属)
12月:大掃除, ケーキ会
2月:卒論提出, 卒論発表
3月:卒業式
研究の進め方
- 原則, 教員と共に実験を実施.
- 実験は主に新野キャンパスで実施. 研究内容によっては, 徳島県木材利用創造センターや徳島県立農林水産総合技術支援センターなどでも実施
- 研究は生化学, 分子生物学, 有機分析が主体(テーマによっては木材科学やバイオインフォマティクスなども含む).
卒業生の進路
- 県職員
- 環境関連企業
- JA関連
- 一般企業
- 金融・商業関連一般企業 など
Gallery
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森林実習
田植え体験 (高大連携)
実験風景
新野の春