- 本サイトは,資源有効活用のため,ハードウェア保守期限が終了している仮想化基盤を利用し,その上の仮想マシン上で一定の計算機資源を用いて構築・運営されていますのでご承知ください.目安として数十サイト程度の運用は性能上問題ないと判断しております.想定以上のご要望(需要)があれば今後の方針を再検討します.
- 当面の間,上記の事情も鑑みて本サービスは「試行運用」としておりますので,1年程度は利用状況を定期確認しながら以後の方針を検討したいと考えております.すなわち,サービス需要の増減,コスト等本格サービス運用への移行可否を判断してまいります.
- 本格的な運用を検討する際には,現在の仮想マシンを設営している仮想化基盤システムを,将来的に新設の仮想化基盤システムに移設したり,ご利用の状況によっては,パブリッククラウドサービスに移設することも可能性として含まれますので,ご承知おきください.
- 本サービスの管理者側では,定期的(weeklyまたはmonthly)に全ての子サイトを含むサービス全体のデータベースおよびユーザファイルのバックアップを行わせていただきます.ただし,サイト全体での一括作業につき,子サイト単位での切り戻し等に応じることは適いません.また,サイト全体での切り戻し(リストア)が必要な場合は,最終バックアップ時のタイミングのものになりますので,原則としてそのような切り戻しが必要な状況とは,障害発生時等の特殊な事情によります.子サイト側のコンテンツの保証,バックアップ,リストア,マイグレーション等の個別対応をサービス提供者側にて,個別要請に応じて行うことはありません(コンテンツの完全性やサービスの可用性は保証しかねます).機密性については,Web公開可能なコンテンツとしてください.
本環境への申請者は,ある程度CMSの利用がご自身で可能な方を想定しております.ハードウェア管理やOS等の管理から開放されるとはいえるものの,WordPress自体の概念修得やその操作方法の習得は,各自でお調べになっていただくことが前提となります.マルチサイト方式や本学認証,あるいは運用フローという特殊な側面については,サポート可能です.
本サイトは,研究室単位での利用目的のためのサービスです.学部や学科,コース等での組織的利用については,公式ホームページのCMS利用等,本サービス以外でご検討ください.また,事務系の組織やサークル等での利用も試行運用の目的とはしておりませんので,ご了承ください.
- サイト設置申請および管理は,原則本学構成員の常勤教職員のみとさせていただきます.
- 複数研究室に属する研究者も想定されますが,サイト申請に際しては,有限リソースということから,当面の間,管理者お一方ごとに1サイトとさせていただきます.(※ただし、ご利用のサイトを別言語にも対応させたい場合に限り、もう1サイト追加でご利用いただく事が可能です。備考にその旨記載の上、申請ください。)
- 多くの研究室や研究グループでは,複数教員・研究者が所属していることが想定されますが,そのような複数人の教員が所属する研究室単位での運用をされる際には,どなたか実際に当該研究室のサイト管理を担われる方が申請してください.複数の研究者で構成される研究室においても,個々の研究者ごとに個別にサイト申請いただくことも可能です.
- 申請時のフォーム入力では,サイトを管理する管理者(複数人可)を記載いただくこととしておりますが,申請者ご自身を含むようにしてください.
はい.ログインいただけるのは,本学構成員のみとしております.また,ログイン認証に際しては学内ネットワーク限定に制限されており,ページ作成,編集などは学内からのみ可能になっております.サイト申請や廃止は個々の管理者ですので,一定の責任を負うことから,常勤教職員に限定させていただきます.子サイトの利用者については幾つか典型的なパタンで運用方針を決めていただくことが可能です.サイト設置初期は,申請時の管理者のみが当該サイトへのログインを可能としています(下記の1).他にも以下のようなケースが考えられますので,必要に応じてご相談ください.
- 管理者(=申請者)のみが編集等を行うサイト(初期状態)
- 本学構成員の中で特定の方も編集等を可能とするサイト(子サイト管理者が編集権限で本学構成員を個別登録)
- 本学構成員であれば誰でも参加可能なサイト(統合認証許可設定,ご相談下さい)
例えば,上記2(研究室のスタッフ等の特定の本学構成員のみにコンテンツ編集等を許可したい)場合には,以下のURL(https://wwp.ait.tokushima-u.ac.jp/の後ろに,下記追記してアクセス)にて,一旦当該スタッフや学生等が自身の統合認証を利用してcアカウントログインしてもらい,その後,子サイトの管理者が当該子サイトのユーザとして追加登録(編集等の適切な権限付与も)をします.
/wpusers/wp-login.php
- 一般にCMSにはセキュリティの問題が顕在化することがあります.管理者側ではセキュリティ情報に日々注意し,対応する予定です.ただし,重要な脆弱性情報等が明らかとなった際に,サイトのバージョンアップや更新がただちには難しい場合には,急遽サービス停止することがあります.また,インストール済のプラグインやテーマ等が,OSやWordPress事体のセキュリティアップデート等によって予告なく利用不可となる場合があります.その際は,それらの未対応プラグインやテーマが対応するまでの間は,ご利用いただけない場合があります.
- 子サイト側の設定その他で生じるセキュリティリスクは,子サイト側の管理者が担うことをご承知ください
- 子サイトのコンテンツに関する問題(著作権違反や個人情報保護への違反,プライバシー問題や倫理上の問題等)が生じた際の責任主体は子サイトの管理者となります.
- 親サイト側で可能な範囲のアップデートやサイトのヘルスチェック対応,さらにはOSレベルでの対応等を実施しますが,メンテナンス時に,一定時間サービス停止等が発生する場合もあります.
- 子サイトへの接続情報(研究室名とリンク)は,サイト一覧ページにリストとして掲載します.掲載順は,調整できませんので,ご希望に沿えないことをご了承ください.
- ホストのセキュリティ対策としては,一般的な対策(OSレベルでのFirewall稼働(https/443のみ開放,それ以外は不可), WAF(Mod_Securityを利用したWeb Application Firewallとして,標準的なルールセットを適用)利用などを実施し,OSやWordPressのシステム自体の最新状態を一定維持します.なお,通常のWordPressのメンテナンス時には,システムがメンテナンスモードに強制移行され,利用できなくなりますが,長くても数分程度と見込まれます.一方,OSのメンテナンスやサービスのマイグレーション時には長時間の停止が伴う場合があります.
- サイト設置目的は,徳島大学の研究を広く知っていただくための研究室単位での広報・コミュニケーションとさせていただきます.常勤研究者が主宰(PI)する本学の研究室は,大学で研究の社会還元・貢献の一環として法律や規則のコンプライアンスはもとより,倫理面に照らしても適切な行動が求められます.よって,その下では研究の成果公開や情報交換に利用すること自体は問題ありません.ただし,商用利用や公序良俗に反する行為,他者の迷惑になる行為,個人情報保護に反する行為,著作権違反や肖像権違反などの違法行為や倫理面で問題となるようなWeb利用行為は実施してはなりません.
- 特に,研究室のメンバ情報の取扱いには十分注意する必要があります.
- 設置されたサイト側で,学生を管理者に引き上げることは原則認められませんが,その技術的な必要性があってどうしても実施を希望する場合は,申請および管理をされている教職員がその責任を全て負うものとします.
- 常勤教職員は,学内異動時,あるいは離職時等で本学構成員ではなくなる時,あるいは非常勤職員に属性変更が生じる場合などにはその旨を申し出なければなりません.お申し出によって,管理者変更やサイト廃止等の対応を行うことがあります.
- 申し出のない状況で,離職や非常勤職員になる場合などが分かった場合には,管理者側でサイト削除することがあります.また,サイト運営が1年以上放置されている場合も,リスク対応のため,管理者側でサイト削除することがあります.サイト削除時にはコンテンツ等全て削除されます.この他,棚卸し確認作業として,年度末頃または年度始頃に,運営状況の確認をさせていただく場合があります.
- 当面の間,ハードウェア保守のない仮想化基盤上での運用が行われます.そのため,完全性・可用性の観点からのデータ保証は残念ながらできません.子サイト単位でのリストア作業等も管理者側では原則行いませんが,サービス全体単位での保全・移設作業や検証のためのデータベースのバックアップやユーザコンテンツのディレクトリのバックアップ取得をすることがあります.検証作業終了後はこれらのバックアップは管理者側で任意のタイミングで削除いたします.
- 今後,本格運用への移行する可能性として,新設のオンプレミス仮想化基盤やパブリッククラウドサービス上の仮想マシンに移設する場合があります.その場合,サイトロケーション(URL)が変更される可能性があります.移設時には子サイト側の管理者側で作業をいただくような可能性もありますので,その際は申請者または当該サイト管理者までお知らせいたします.また,その時のコンテンツ移行は,WordPressのマイグレーションプラグイン機能利用により対応できる範囲内でのみ実施される予定です.
- セキュリティリスクに鑑みて,機密性の観点では公開可能コンテンツのみをWordPressホスティングサービスでは取り扱えるものとします.したがって,本学重要性分類において高い機密性のある情報は設置・保管しないようにしてください.
- 研究と学会の活動は切り離せない関係も理解・想定されるところですが,大学内の資源を有効活用するという意味からは,学会等の学外組織が本来負担すべきコンピュータ・ネットワークのコストを本学が負担するような利用の仕方は想定しておりません.
- 本学の統合認証を経ないサイト訪問者がコメント機能の利用等はしないでください.
- 学内構成員が認証を経た際のみに表示を制限したり,学内ネットワークへの限定公開等の設定はいたしません.
- テーマやプラグインを子サイト側で自由にインストールすることはできません.少なくとも最新バージョンへの対応状況やサイトネットワーク利用可能かどうか,移設可能かどうかなどのサイト全体への影響を踏まえた検証をしてからでないと問題がありますので,ご理解願います.
- サイトのロケーションは,フォーム申請いただいた際の文字列(仮に*****と標記します)によって原則設定します.なお,https://*****.wwp.ait.tokushima-u.ac.jp/といった形では受け付けておらず,https://wwp.ait.tokushima-u.ac.jp/*****/の形となります.(例えば,情報光システムコースのa6研究室のような研究室であれば,*****の部分には,申請時にis-a6lab等のイメージしやすい文字列をご検討ください.なお,申請時にはこの*****部分の重複排除は実装できませんので,*****の部分に重複が生じた際には,個別連絡や再度申請いただく等に応じていただく必要があります.
設置申請時点での申請者の権限は,最低レベル(Subscriber, 閲覧者)ですが,サイト全体の管理者側での子サイト設置作業が完了すると,まず管理者が申請者の権限を上述の最低レベルから引き上げます.また,親サイト側の一覧に,申請された研究室名を追加します.
その後は,CMSとしての管理作業が申請をいただいた管理者側で行えるようになります.また,設置されたサイトにログインできるユーザは,初期段階は,管理者の手作業となることを想定しています.もし,他の任意の本学構成員をログイン可能としたい場合は,プラグインの設定が必要になりますので,必要に応じて,親サイト側の管理者(情報センター担当者)までご相談ください.
基本的には,一般のCMS(Contents Management System)としてのWordPressが利用できます.例えば,固定ページ(静的なHTMLの直接編集やGUIによる固定ページの編集)作成と配置,メニュー作成,動画・静止画等の埋め込み,ブログ形式でのメッセージ投稿・公開,これらの組合せなどが可能です.また,本学構成員の方を当該子サイトのユーザとして共同編集等に加えるよう設定することも可能です(当該子サイトに本学統合認証にてログインさせるように設定すると,サイト利用者としてログインしたことのある方は,当該サイト内でユーザ検索できるようになりますので,その検索された方をユーザメニューにて追加するというような手順となります).
ただし,全学共通のプラットホームで稼働させることから,子サイト側でプラグインのインストールや,テーマの追加を独自に行うことは認められません.また,セキュリティリスクの高い機能は,共通的に制限がかけられる場合があります.なお,プラグインやテーマ等の追加については,要望をお受けしかねますので,原則公開されている範囲でご利用ください.また,もしプラグインやテーマの追加をしようとする場合には,管理者側で動作検証等を実施してからとなりますのである程度時間がかかります.これらは,OSやベースとなるWordPressのバージョンアップに伴い,未対応となってしまう場合もありますが,ご了承願います(未対応となった場合には,機能利用できなくなります).
本学構成員の方のうち,常勤の教職員の方が設置申請いただけます.本サイトのメニュー等から“サイト新設申請・廃止申請“にアクセスし,そこから表示されるフォームに適切な情報入力を行い,WWP管理者側からの承認および設置作業をお待ちください.申請後は一定時間(日数レベル)を要しますが,開設・削除にかかる準備や作業が完了次第連絡差し上げます.
様々な用途で利用されるコンテンツ管理システム(Content Management System/Service)の一つにWordPressがあります.WordPressホスティングサービスとは,徳島大学構成員向けに実際には単一のWordPressを稼働させたホストで運用しながら,その下部サイトとして個別の管理者が独自のWordPressを運用できるようにしたものです.いわゆるマルチテナントとかマルチサイトと言われたりするCMS機能の一種です.説明の便宜上,ここではトップレベルのWordPressを親サイト,URLとしてはその下部になるサブロケーション単位ごとのWordPressを子サイトと呼ぶことにします.
WordPressのマルチサイト化に際しては,情報センターの運営する親サイトに対して,申請者のサイトは子サイトとなります.子サイトの管理者(研究室主宰の常勤教職員)は,WordPressの管理(設定管理やコンテンツ管理,ユーザ管理等)を全てブラウザ上で行います.管理というのは,使えるという意味だけでなく,管理責任を伴うということもご承知おきください.
なお,利用に際しては,本サイト(親サイト)から申請をしていただく手続きが必要になります.本サイトへは,徳島大学の統合認証アカウント(cアカウント)が必要です.
試行運用中は,無償利用可能です.運用環境その他の状況変化により,将来的に有償となる可能性がない訳ではありません.念のためご承知おきください.